行き先不明1泊2日のミステリーバスツアーに参加して来た。
以下の謳い文句に誘われてのミニ旅行である。
"泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂
5食12大お楽しみ♪ 名旅館ミステリーツアー"
12大お楽しみとは?? そんなことはともかく
陸奥の静かな名旅館でゆっくり温泉に浸りたい・・・
<1日目>
8時20分 東村山駅前 バスは予定通り出発した。
所沢インターから関越道に乗り 一路北へ向う。
最初に訪ねたのは 越後湯沢の関興寺(かんこうじ)
NHK大河ドラマ "天地人" ゆかりの寺であった。
女性住職の 見事な語り口での説明によると、
上杉謙信没後の家督相続争いの合戦:御館の乱の時、
寺は戦火にあって消失したが 上杉より贈られた600巻の般若経を
味噌樽の中に入れて炎から守ったと言う。 その時から
『関興寺の味噌なめたか?』
という言葉が現代に迄語り継がれている歴史ある寺である。
次に訪ねたのが 銭淵公園。
此処も "天地人" ゆかりの地。
近くにある山城:坂戸城は 直江兼続の居城として名高く、
上杉謙信の姉:仙桃院の嫁ぎ先でもある。
公園入口の売店は "天地人" 一色であった。
公園の中を散策してみたが 人影なし。
六日町ICから再度 関越道へ。
北陸道 磐越道 を乗継ぎ 津川ICで降りる。
国道459号線はトンネルの多い道であった。
今夜の宿は 角神温泉・ホテル角神であることが明らかになった。
初めて通る道
初めて聞く地名
新潟県のどのあたりを走っている のだろう?
自分の位置をイメージすることが 出来なかった。
誘いの謳い文句
"泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂"
名旅館とあった案内に 偽りは無かった。
施設 設備 サービス 環境 五つ星クラスかな と思う。
本館と別館を繋ぐ長い地下道
このホテルの自慢の一つが、贅沢な広さの貸切野天風呂。
僕らに割り振られた時間は 夜8時からの40分。
カンテラの灯りで足元を照らし乍ら
本館から150メートル離れた野天風呂に歩いて行った。
狭い入り口を入ると 木立に囲まれた野原が広がり
静寂の中に 源泉の湧き出る浴槽があった。
星が瞬き 雲間からの月明かりを眺めながらの入浴。
温めの源泉 長湯は出来なかったが 得難い体験であった。
本館に帰り 加熱してある温泉に入り直した。
風呂から上がり 部屋の鍵を家内に確かめたら 持ってない と言う。
部屋を出た時 鍵は? と確かめたら 持った と答えたはずである。
ところが今 鍵のことは まったく記憶にないと言う 困った。
オートロック式だから 部屋に忘れたのかも知れない・・・
フロントに事情を話し 部屋の鍵を開けてもらった。
しかし 探してみたが見当たらない 何処かに落としたのだろうか?
再度フロントに話したら 僕らの歩いたコースを懐中電灯で探してくれた。
総ての脱衣籠も確かめた しかし 見つけ出すことが出来なかった・・・
万策尽きたフロントのA氏は 嫌な顔もせず新たにスペアキーを作ってくれた。
しかも 気にしなくてもいいですよ と優しく言ってくれたと言う。
疲れた顔で部屋に戻ってきた家内と 再度冷静に足跡を振り返ってみた。
そうだ!
見落としていた場所が一つあることに気が付いた。
温泉に入る前に お手洗いに立ち寄ったではないか!
何処のトイレだったかな? 自信がない と言う。
仕方がない 二人して確かめに行くことにした。
地下の長い通路を本館に向っていたら A氏と出逢った。
見つかりましたか?
もう1箇所探してみる場所を思い出しましたので 確かめに行くところです。
何処ですか?
本館の大浴場近くのトイレです。
そうですか!
A氏は駆け出して行った。
A氏の後を追いかけ トイレ近く迄来た時
手にした鍵を顔の前で振りながら A氏が階段を駆け上がって来た。
ありましたよ!
やはり鍵は落としたのではなく 置き忘れていたのである。
懸命に探してくれたA氏は ニコニコ顔で よかったです!
わざわざ作ってもらったスペアキー 恐縮しながらお返しした。
迷惑を掛けてしまったA氏に二人して謝り 心からお礼を述べた。
それにしても
こんなに気持ちよく対応してもらったことは 今迄にないことである。
以下の謳い文句に誘われてのミニ旅行である。
"泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂
5食12大お楽しみ♪ 名旅館ミステリーツアー"
12大お楽しみとは?? そんなことはともかく
陸奥の静かな名旅館でゆっくり温泉に浸りたい・・・
<1日目>
8時20分 東村山駅前 バスは予定通り出発した。
所沢インターから関越道に乗り 一路北へ向う。
最初に訪ねたのは 越後湯沢の関興寺(かんこうじ)
NHK大河ドラマ "天地人" ゆかりの寺であった。
女性住職の 見事な語り口での説明によると、
上杉謙信没後の家督相続争いの合戦:御館の乱の時、
寺は戦火にあって消失したが 上杉より贈られた600巻の般若経を
味噌樽の中に入れて炎から守ったと言う。 その時から
『関興寺の味噌なめたか?』
という言葉が現代に迄語り継がれている歴史ある寺である。
次に訪ねたのが 銭淵公園。
此処も "天地人" ゆかりの地。
近くにある山城:坂戸城は 直江兼続の居城として名高く、
上杉謙信の姉:仙桃院の嫁ぎ先でもある。
公園入口の売店は "天地人" 一色であった。
公園の中を散策してみたが 人影なし。
六日町ICから再度 関越道へ。
北陸道 磐越道 を乗継ぎ 津川ICで降りる。
国道459号線はトンネルの多い道であった。
今夜の宿は 角神温泉・ホテル角神であることが明らかになった。
初めて通る道
初めて聞く地名
新潟県のどのあたりを走っている のだろう?
自分の位置をイメージすることが 出来なかった。
誘いの謳い文句
"泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂"
名旅館とあった案内に 偽りは無かった。
施設 設備 サービス 環境 五つ星クラスかな と思う。
本館と別館を繋ぐ長い地下道
このホテルの自慢の一つが、贅沢な広さの貸切野天風呂。
僕らに割り振られた時間は 夜8時からの40分。
カンテラの灯りで足元を照らし乍ら
本館から150メートル離れた野天風呂に歩いて行った。
狭い入り口を入ると 木立に囲まれた野原が広がり
静寂の中に 源泉の湧き出る浴槽があった。
星が瞬き 雲間からの月明かりを眺めながらの入浴。
温めの源泉 長湯は出来なかったが 得難い体験であった。
本館に帰り 加熱してある温泉に入り直した。
風呂から上がり 部屋の鍵を家内に確かめたら 持ってない と言う。
部屋を出た時 鍵は? と確かめたら 持った と答えたはずである。
ところが今 鍵のことは まったく記憶にないと言う 困った。
オートロック式だから 部屋に忘れたのかも知れない・・・
フロントに事情を話し 部屋の鍵を開けてもらった。
しかし 探してみたが見当たらない 何処かに落としたのだろうか?
再度フロントに話したら 僕らの歩いたコースを懐中電灯で探してくれた。
総ての脱衣籠も確かめた しかし 見つけ出すことが出来なかった・・・
万策尽きたフロントのA氏は 嫌な顔もせず新たにスペアキーを作ってくれた。
しかも 気にしなくてもいいですよ と優しく言ってくれたと言う。
疲れた顔で部屋に戻ってきた家内と 再度冷静に足跡を振り返ってみた。
そうだ!
見落としていた場所が一つあることに気が付いた。
温泉に入る前に お手洗いに立ち寄ったではないか!
何処のトイレだったかな? 自信がない と言う。
仕方がない 二人して確かめに行くことにした。
地下の長い通路を本館に向っていたら A氏と出逢った。
見つかりましたか?
もう1箇所探してみる場所を思い出しましたので 確かめに行くところです。
何処ですか?
本館の大浴場近くのトイレです。
そうですか!
A氏は駆け出して行った。
A氏の後を追いかけ トイレ近く迄来た時
手にした鍵を顔の前で振りながら A氏が階段を駆け上がって来た。
ありましたよ!
やはり鍵は落としたのではなく 置き忘れていたのである。
懸命に探してくれたA氏は ニコニコ顔で よかったです!
わざわざ作ってもらったスペアキー 恐縮しながらお返しした。
迷惑を掛けてしまったA氏に二人して謝り 心からお礼を述べた。
それにしても
こんなに気持ちよく対応してもらったことは 今迄にないことである。
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by minesketch
| 2009-09-04 10:26