カメラも一緒に風任せ


by minesketch
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<   2009年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

久しぶりに、いつもの散歩道(黒目川)を歩いていた時のことです。

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 日に日に秋らしく爽やかな日和になりました。
  「ああ、今日も気持ちいいねっ!」
    背伸びして羽ばたいてみたくなったコガモの顔は晴れやかです。

  風を巻き起こし、渦巻いた風が水面を叩くと、
    水面はキラキラと光の輪を広げて美しく輝きました。

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  今日も平和な小川ですが、 あら、ら、
     気取り屋の「こさぎ」が澄ました顔で通りすぎて行きました。

 「コガモ」たちとはいつだって近くにいるのに、
    何故かお互いにしかとして、
      目線を合わせることはしないのです。  
   そんな穏やかないつもと変わらぬ鳥たちを眺めていたら、
      すぐ近くで小さな事件が起きました。

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  見たこともない幼鳥が、顔色変えて飛んできたのです。
    一瞬、川面に緊張が走りました。
  幼鳥が飛んできた方向を見ると、対岸に、茶色い猫の姿が小さく見えました。
    犯人は、あやつのようだな! 

  「おお、怖かった・・・猫に追われて逃げてきたけど、此処迄くれば大丈夫
   だろう・・・」
   僕のすぐそば迄飛んできたその幼鳥は、今迄見かけたことのない鳥でした。

  「これは、ゴイサギの子供ですよ。」
   たまたま近くに居た愛鳥家が教えてくれました。


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  「未だ少しだけドキドキしているよ・・・」
   幼鳥は、恐る恐る首を伸ばしてしっかり周囲の安全を確かめました。

  「ゴイサギ」は鷺の仲間だから、「コサギ」程ではないが、
   伸ばせば長い首を持っているのです。

   生まれて1年位でしょうか?
   幼い体には斑点模様がついているので、
   幼鳥時代は「ホシゴイ(星五位)」と呼ばれているそうです。

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   しばらくすると、すっかり落ち着いてきました。
   怖い思いをしたことなど、すっかり忘れたようです。

  「さて、お腹も空いた。獲物探しに出掛けるとしょうか。」

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  ひらりヒラリと泳いでいる小魚がいます。好物の獲物に集中です。
   今度は加害者の立場。 狙った目つきは中々に鋭いものがあります。
  親離れしてまだ日が浅いのか、あまり狩りは上手ではありませんでした。

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  この画像は07年6月、同じこの場所で撮ったものです。

  ゴイサギは生まれて3年位経つと、このようにおしゃれな鳥に変身する。
  そして「五位鷺」としての気品を身につけ、宮廷の仲間入りをしたと言う。
  衣装の色が大きな違いですが、目の色も黄色から赤色へと変化しています。

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  ゴイサギは夜行性だから、いつもなら昼間は木立の中で寝ているので
  人目につくことはありません。
  たまに人目につく餌場に出て来ると、とたんにギャラリーが煩い。
  ましてや幼鳥という珍しさもあって、瞬く間にカメラマンが集まって来ました。

  邪魔しないように注意はしているのですが、
    やはり大きなストレスを与えることになるのでしょう。
      ・・・「静かな場所に移動しま~す。」 
    まだカメラ目線やシャッター音に慣れない星ゴイは、
    力強く水を蹴って飛び立ちました。

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  星ゴイは、ゆっくり川上目指して飛んで行きました。
    歩いている時の姿からは想像出来ない程の大きな羽を広げて。
       又、何時の日にか会えるのを楽しみにしたいと思います。
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by minesketch | 2009-09-26 11:24

ゴーギャン展

  国立近代美術館で開催中の ゴーギャン展を見て来た
  展示作品のメインは 日本初公開の代表作 謎めいた作品である
 
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  画面左上に書かれているのが、この絵のタイトル
  「我々はどこからきたのか 我々は何者か 我々は何処へいくのか」
   縦139.1cm×横374.6cm ゴーギャン最大の作品
  画面右下の誕生から 左下の死の受け入れへと展開している
  
  54歳の若さで 一人寂しく南海の孤島で病死した彼が
  50歳の時に 精神的遺言として制作した作品であると言う
  日本では初めての公開になったが 正に大作そのもの
  そんな作品が存在していたことを 今回初めて知った 

  本格的に画業に取組んだ期間はおよそ20年
  虚飾に満ちたヨーロッパ文明を拒否してタヒチの野性に生きた彼
  その間に製作された珠玉の作品53点が展示されていた
  彼の個性的審美眼と哲学に裏打ちされた作品群
  どの作品にも 命をかけた真剣さが滲み出ていた

  独自の画業を極め 登り詰めた彼の人生哲学を
  後世に残すべく集大成を試みたのが この大作なのであろう
  しかし、この作品には叫びも主張も答えもないと思う
  ひたすら生きて行く 命を支える根底にあるものは何なのか
  提示された神秘を前にして 呆然と立ち竦むばかりであった

  永遠の命題 見えない真実の世界と対峙したこの大作
  視点を変えれば 彼の生き様の黙示録 とも言えそうである
  何とも奥が深く 謎多く 存在感の強い作品であった
  改めて彼の偉大さを思い 畏敬の念を深める機会となった
                 (同行:家内・上村夫人)
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by minesketch | 2009-09-16 10:10
<2日目>

 8時30分 ホテル出発
 50分程走って、今日最初に訪問したのは三川観光きのこ園・カサブランカ園であっ た。
 カサブランカは、日陰に育てられている所為か、小柄で見栄えがしなかった。しかも
 近づいて撮影しようと思ったら、遠くから眺めるだけにして欲しいという。
 ガッカリであった。数にすれば千本位か? 整然と並べられて咲いていた。
 
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 栽培されているきのこを 直接採りたければ、100g100円だと言う。
 広い敷地の中で育てられているきのこは、形も小さく残り物という感じであった。
 この黄色いきのこは、「たもぎ茸」。「幻の茸」と言われたこともあるすぐれもの
 だそうだが、知らなければ毒が心配される程の美しい色であった。
 スライスして乾燥してある椎茸と、モロッコインゲン一袋を土産に買った。
 
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 うっそうとした木立の中に、黒い布に囲われた沢山のきのこ畑が並んでいた。
 
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 阿賀野川に沿って30分程走った所が、ライン下りの船着き場であった。
 
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 30分コースの舟下り、女性船頭の見事な調子の語りと歌に楽しいひと時を過ごした。
 この川の総延長は210km、日本で第10位。鮎釣りの人影もあり、日本海から鮭も遡上
 して来ると言う。川岸にはアオサギの姿も見られた。
 
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 今日三つ目の観光スポットは、弥彦山であった。
 津川ICから磐越道に乗り、北陸道に乗継ぎ、三条燕ICを降りた。
 弥彦山の標高は634m、日本海に突き出た様な山塊であったが、山麓には弥彦神社があ
 り、古くから人々の信仰を集め、弥彦山全体が弥彦神社の神域になっていると言う。
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 神社から山頂までロープウエイで上がることが出来た。(所要5分間)
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 山頂の展望レストランで昼食(山菜ごはん・かに味噌汁)。
 天候が今一で残念であったが、ぼんやりと佐渡島を望むことが出来た。
 
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  山頂には展望タワーもあり、a0130054_2351633.jpg
  2階建て仕様の展望席が
  回転しながら昇降していた。
  8分間で、料金は520円。

  地平線上に青く見える帯が
  佐渡島である。
  
  想像していたより大きな
  島影であった。











 海岸線に沿って約30分西に下り、今日4っ目の訪問地は寺泊。
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 日本海の幸を関東にも送り出している町である。
 我が街にも店を出している「角上魚類」があった。
 ひいきにしている店なので懐かしく思った。
 しかし、
 新鮮さが売りの海産物だから、眺めるだけで何も買わなかった。
 
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 いよいよ最後の訪問地になったと、バスガイド。それは、燕市の洋食器見学であった。
 説明によると、日本では生産の9割以上を占め、世界的に有名な特産品であるそうだ。
 展示館には、爪切りやアクセサリーの小物から金属で作られる台所用品の総てが展示
 即売されていた。
 おたまが壊れかけているのを思い出し,記念に一つ購入した。
 あまりにもささやかな買い物ではあった。
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店内に展示されていた世界最大のフォークとスプーン。どうやって作ったのだろう?
 この1品を作る為に、わざわざ加工機械を作ったとは思われないのだが・・・
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 帰路につく。三条燕ICから北陸道に乗り関越道に乗り換えて真っ直ぐ東村山駅へ。
 バスの中でBINGO。
 1等は、ホテル角神の宿泊券。2等3等は、それぞれお米。4等干物。5等は飲むヨーグルト。  30余名が当ると言うのに・・・、我ら二人に幸運なし。
 全員に、燕市のいちご潰しのスプーンがプレゼントされた。
 東村山駅へ到着した時刻は、丁度8時であった。
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by minesketch | 2009-09-04 19:08
  行き先不明1泊2日のミステリーバスツアーに参加して来た。
  以下の謳い文句に誘われてのミニ旅行である。

  "泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂
  5食12大お楽しみ♪ 名旅館ミステリーツアー"

  12大お楽しみとは?? そんなことはともかく
  陸奥の静かな名旅館でゆっくり温泉に浸りたい・・・


<1日目>

  8時20分 東村山駅前 バスは予定通り出発した。
  所沢インターから関越道に乗り 一路北へ向う。

  最初に訪ねたのは 越後湯沢の関興寺(かんこうじ)
  NHK大河ドラマ "天地人" ゆかりの寺であった。
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  女性住職の 見事な語り口での説明によると、
  上杉謙信没後の家督相続争いの合戦:御館の乱の時、
  寺は戦火にあって消失したが 上杉より贈られた600巻の般若経を
  味噌樽の中に入れて炎から守ったと言う。 その時から
  『関興寺の味噌なめたか?』
  という言葉が現代に迄語り継がれている歴史ある寺である。

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  次に訪ねたのが 銭淵公園。
  此処も "天地人" ゆかりの地。
  近くにある山城:坂戸城は 直江兼続の居城として名高く、
  上杉謙信の姉:仙桃院の嫁ぎ先でもある。
  公園入口の売店は "天地人" 一色であった。
  公園の中を散策してみたが 人影なし。
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  六日町ICから再度 関越道へ。
  北陸道 磐越道 を乗継ぎ 津川ICで降りる。
   国道459号線はトンネルの多い道であった。
  今夜の宿は 角神温泉・ホテル角神であることが明らかになった。

  初めて通る道a0130054_13541270.jpg
  初めて聞く地名
  新潟県のどのあたりを走っている  のだろう?
  自分の位置をイメージすることが  出来なかった。






  誘いの謳い文句
  "泉質自慢の一軒宿! 源泉掛流しの貸切風呂"
  名旅館とあった案内に 偽りは無かった。
  施設 設備 サービス 環境 五つ星クラスかな と思う。 
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 本館と別館を繋ぐ長い地下道
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  このホテルの自慢の一つが、贅沢な広さの貸切野天風呂。
  僕らに割り振られた時間は 夜8時からの40分。
  カンテラの灯りで足元を照らし乍ら
  本館から150メートル離れた野天風呂に歩いて行った。
  狭い入り口を入ると 木立に囲まれた野原が広がり
  静寂の中に 源泉の湧き出る浴槽があった。
  星が瞬き 雲間からの月明かりを眺めながらの入浴。
  温めの源泉 長湯は出来なかったが 得難い体験であった。
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  本館に帰り 加熱してある温泉に入り直した。
  風呂から上がり 部屋の鍵を家内に確かめたら 持ってない と言う。
  部屋を出た時 鍵は? と確かめたら 持った と答えたはずである。
  ところが今 鍵のことは まったく記憶にないと言う 困った。
  オートロック式だから 部屋に忘れたのかも知れない・・・

  フロントに事情を話し 部屋の鍵を開けてもらった。
  しかし 探してみたが見当たらない 何処かに落としたのだろうか?
  再度フロントに話したら 僕らの歩いたコースを懐中電灯で探してくれた。
  総ての脱衣籠も確かめた しかし 見つけ出すことが出来なかった・・・
  万策尽きたフロントのA氏は 嫌な顔もせず新たにスペアキーを作ってくれた。
  しかも 気にしなくてもいいですよ と優しく言ってくれたと言う。

  疲れた顔で部屋に戻ってきた家内と 再度冷静に足跡を振り返ってみた。
  そうだ!
  見落としていた場所が一つあることに気が付いた。 
  温泉に入る前に お手洗いに立ち寄ったではないか!
  何処のトイレだったかな? 自信がない と言う。
  仕方がない 二人して確かめに行くことにした。 

  地下の長い通路を本館に向っていたら A氏と出逢った。
  見つかりましたか?
  もう1箇所探してみる場所を思い出しましたので 確かめに行くところです。
  何処ですか?
  本館の大浴場近くのトイレです。
  そうですか!
  A氏は駆け出して行った。
  A氏の後を追いかけ トイレ近く迄来た時
  手にした鍵を顔の前で振りながら A氏が階段を駆け上がって来た。
  ありましたよ!

  やはり鍵は落としたのではなく 置き忘れていたのである。
  懸命に探してくれたA氏は ニコニコ顔で よかったです!
  わざわざ作ってもらったスペアキー 恐縮しながらお返しした。
  迷惑を掛けてしまったA氏に二人して謝り 心からお礼を述べた。
  それにしても
  こんなに気持ちよく対応してもらったことは 今迄にないことである。
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by minesketch | 2009-09-04 10:26