カメラも一緒に風任せ


by minesketch
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ホシゴイ(星五位)との初めての出逢い

久しぶりに、いつもの散歩道(黒目川)を歩いていた時のことです。

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 日に日に秋らしく爽やかな日和になりました。
  「ああ、今日も気持ちいいねっ!」
    背伸びして羽ばたいてみたくなったコガモの顔は晴れやかです。

  風を巻き起こし、渦巻いた風が水面を叩くと、
    水面はキラキラと光の輪を広げて美しく輝きました。

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  今日も平和な小川ですが、 あら、ら、
     気取り屋の「こさぎ」が澄ました顔で通りすぎて行きました。

 「コガモ」たちとはいつだって近くにいるのに、
    何故かお互いにしかとして、
      目線を合わせることはしないのです。  
   そんな穏やかないつもと変わらぬ鳥たちを眺めていたら、
      すぐ近くで小さな事件が起きました。

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  見たこともない幼鳥が、顔色変えて飛んできたのです。
    一瞬、川面に緊張が走りました。
  幼鳥が飛んできた方向を見ると、対岸に、茶色い猫の姿が小さく見えました。
    犯人は、あやつのようだな! 

  「おお、怖かった・・・猫に追われて逃げてきたけど、此処迄くれば大丈夫
   だろう・・・」
   僕のすぐそば迄飛んできたその幼鳥は、今迄見かけたことのない鳥でした。

  「これは、ゴイサギの子供ですよ。」
   たまたま近くに居た愛鳥家が教えてくれました。


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  「未だ少しだけドキドキしているよ・・・」
   幼鳥は、恐る恐る首を伸ばしてしっかり周囲の安全を確かめました。

  「ゴイサギ」は鷺の仲間だから、「コサギ」程ではないが、
   伸ばせば長い首を持っているのです。

   生まれて1年位でしょうか?
   幼い体には斑点模様がついているので、
   幼鳥時代は「ホシゴイ(星五位)」と呼ばれているそうです。

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   しばらくすると、すっかり落ち着いてきました。
   怖い思いをしたことなど、すっかり忘れたようです。

  「さて、お腹も空いた。獲物探しに出掛けるとしょうか。」

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  ひらりヒラリと泳いでいる小魚がいます。好物の獲物に集中です。
   今度は加害者の立場。 狙った目つきは中々に鋭いものがあります。
  親離れしてまだ日が浅いのか、あまり狩りは上手ではありませんでした。

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  この画像は07年6月、同じこの場所で撮ったものです。

  ゴイサギは生まれて3年位経つと、このようにおしゃれな鳥に変身する。
  そして「五位鷺」としての気品を身につけ、宮廷の仲間入りをしたと言う。
  衣装の色が大きな違いですが、目の色も黄色から赤色へと変化しています。

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  ゴイサギは夜行性だから、いつもなら昼間は木立の中で寝ているので
  人目につくことはありません。
  たまに人目につく餌場に出て来ると、とたんにギャラリーが煩い。
  ましてや幼鳥という珍しさもあって、瞬く間にカメラマンが集まって来ました。

  邪魔しないように注意はしているのですが、
    やはり大きなストレスを与えることになるのでしょう。
      ・・・「静かな場所に移動しま~す。」 
    まだカメラ目線やシャッター音に慣れない星ゴイは、
    力強く水を蹴って飛び立ちました。

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  星ゴイは、ゆっくり川上目指して飛んで行きました。
    歩いている時の姿からは想像出来ない程の大きな羽を広げて。
       又、何時の日にか会えるのを楽しみにしたいと思います。
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by minesketch | 2009-09-26 11:24